2025年5月9日(金) 今日の月からのメッセージ

基本情報

  • 今日の月齢11.3
  • 月相の状態新月から11日目(満ちていく月)
  • 月の星座天秤座→蠍座
  • 六曜先負
  • 特別な暦日寅の日・不成就日

今日の月の様子

新月から11日目の月は、日が沈む頃には東の空に高く昇り、夜の時間帯を通してその存在感を放ちます。約80%が光を帯び、まもなく満月へと至るタイミング。今夜は肉眼でも模様がはっきりと見え、月の「海」や明暗のコントラストを楽しむには絶好の夜です。

詳細メッセージ

月齢と星座の組み合わせについて

今日の月は、天秤座から蠍座へと移動します。軽やかな調和を大切にする天秤座から、感情の深部や真実を見つめる蠍座のモードへと、エネルギーの質が徐々にシフトしていく日です。満月直前の11日目の月は、物事の核心にぐっと迫るような力強さを帯びています。

午前中はまだ天秤座の影響が残るため、対話や共同作業など、表面の調和を大切にする時間に。午後からは蠍座の空気感が色濃くなり、本音を交えた対話や、物事の裏側を読み解くような作業がはかどりそうです。

蠍座は「再生」や「変容」のエネルギーを司る星座。今、心の中に澱のように残っている思いや、習慣の中にある“もういらないもの”を手放すには絶好の機会かもしれません。

今日に合った過ごし方

「寅の日」は金運にまつわる行動に吉とされる日。財務の見直しや、これからの計画を練るにはいいタイミング。ただし、今日は「不成就日」でもあるため、まったく新しいことを始めるよりは、既存のことを深めたり、整え直したりする方が流れに沿っています。

午前中は、天秤座の調和を活かして、人間関係や連携作業に集中を。午後からは、蠍座の集中力を活かして、一人で深く考える作業や、静かな分析タイムに切り替えるとバランスが整いやすいでしょう。

六曜は「先負」。焦らずゆっくり、午後以降に本格的に動き出す方が、流れとリズムに乗りやすくなります。

心と体のヒント

天秤座から蠍座への移行は、表面的な調和から内面的な誠実さへのシフト。今日は、自分の本音と向き合う時間をつくってみましょう。「ほんとうは、どうしたい?」「ほんとうは、なにが苦しい?」そんな問いかけが、明日以降の選択に静かな力を与えてくれます。

感情を深掘りするワークとして、「怒りの下にある感情を書き出す」練習もおすすめです。怒りの裏には、悲しみや寂しさ、無力感といった感情が隠れていることも。それに気づくことで、癒しと理解が進みます。

身体面では、蠍座が司る排泄器官や生殖器に意識を向けてみましょう。水分を多めに取り、レモン水や緑茶など、体内の巡りを促す飲み物もおすすめ。軽い運動と深い呼吸が、内側からの浄化とエネルギーの再生につながります。

日本の文化と季節の関連

5月も中旬に差し掛かり、空気には初夏の気配が混じり始めています。「青葉深し」と表現されるように、若葉は深く濃い緑に変わり、生命の力が満ちてくる季節です。

この「見た目の美しさの奥にある力強さ」は、蠍座のもつ「静かな強さ」とどこか重なります。今日はそんな自然の深みに意識を向けて、静かな場所で季節の移ろいを感じてみるのもよいかもしれません。

旬の食材では、茄子、きゅうり、オクラなどが市場に出回り始めるころ。体の熱を冷ましつつ、巡りを整える役割も果たしてくれます。また、「寅の日」にちなんで、いなり寿司をいただくのも小さな開運アクションに。

明日からはいよいよ週末。満月へと高まるエネルギーに備え、今日のうちに心と体の調律を整えておきましょう。

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この記事を書いた人

マヤ暦シンクロ協会認定講師・占星術アドバイザー。
東京と信州の二拠点を行き来しながら活動中。マヤ暦を中心に、西洋占星術・宿曜占星術を組み合わせた鑑定を行う。
大学で心理学を専攻後、自分らしいキャリアを模索し、フリーランスを経てピラティススタジオを経営。「自分に似合う選択」を積み重ねることの大切さを実践で学んだことから、マヤ暦と占星術の知識を活かして自己肯定感を高めるセッションを目指している。

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