
基本情報
- 今日の月齢|11.3
- 月相の状態|新月から11日目(満ちていく月)
- 月の星座|天秤座→蠍座
- 六曜|先負
- 特別な暦日|寅の日・不成就日
今日の月の様子
新月から11日目の月は、日が沈む頃には東の空に高く昇り、夜の時間帯を通してその存在感を放ちます。約80%が光を帯び、まもなく満月へと至るタイミング。今夜は肉眼でも模様がはっきりと見え、月の「海」や明暗のコントラストを楽しむには絶好の夜です。
詳細メッセージ
月齢と星座の組み合わせについて
今日の月は、天秤座から蠍座へと移動します。軽やかな調和を大切にする天秤座から、感情の深部や真実を見つめる蠍座のモードへと、エネルギーの質が徐々にシフトしていく日です。満月直前の11日目の月は、物事の核心にぐっと迫るような力強さを帯びています。
午前中はまだ天秤座の影響が残るため、対話や共同作業など、表面の調和を大切にする時間に。午後からは蠍座の空気感が色濃くなり、本音を交えた対話や、物事の裏側を読み解くような作業がはかどりそうです。
蠍座は「再生」や「変容」のエネルギーを司る星座。今、心の中に澱のように残っている思いや、習慣の中にある“もういらないもの”を手放すには絶好の機会かもしれません。
今日に合った過ごし方
「寅の日」は金運にまつわる行動に吉とされる日。財務の見直しや、これからの計画を練るにはいいタイミング。ただし、今日は「不成就日」でもあるため、まったく新しいことを始めるよりは、既存のことを深めたり、整え直したりする方が流れに沿っています。
午前中は、天秤座の調和を活かして、人間関係や連携作業に集中を。午後からは、蠍座の集中力を活かして、一人で深く考える作業や、静かな分析タイムに切り替えるとバランスが整いやすいでしょう。
六曜は「先負」。焦らずゆっくり、午後以降に本格的に動き出す方が、流れとリズムに乗りやすくなります。
心と体のヒント
天秤座から蠍座への移行は、表面的な調和から内面的な誠実さへのシフト。今日は、自分の本音と向き合う時間をつくってみましょう。「ほんとうは、どうしたい?」「ほんとうは、なにが苦しい?」そんな問いかけが、明日以降の選択に静かな力を与えてくれます。
感情を深掘りするワークとして、「怒りの下にある感情を書き出す」練習もおすすめです。怒りの裏には、悲しみや寂しさ、無力感といった感情が隠れていることも。それに気づくことで、癒しと理解が進みます。
身体面では、蠍座が司る排泄器官や生殖器に意識を向けてみましょう。水分を多めに取り、レモン水や緑茶など、体内の巡りを促す飲み物もおすすめ。軽い運動と深い呼吸が、内側からの浄化とエネルギーの再生につながります。
日本の文化と季節の関連
5月も中旬に差し掛かり、空気には初夏の気配が混じり始めています。「青葉深し」と表現されるように、若葉は深く濃い緑に変わり、生命の力が満ちてくる季節です。
この「見た目の美しさの奥にある力強さ」は、蠍座のもつ「静かな強さ」とどこか重なります。今日はそんな自然の深みに意識を向けて、静かな場所で季節の移ろいを感じてみるのもよいかもしれません。
旬の食材では、茄子、きゅうり、オクラなどが市場に出回り始めるころ。体の熱を冷ましつつ、巡りを整える役割も果たしてくれます。また、「寅の日」にちなんで、いなり寿司をいただくのも小さな開運アクションに。
明日からはいよいよ週末。満月へと高まるエネルギーに備え、今日のうちに心と体の調律を整えておきましょう。