2025年5月22日(木) 今日の月からのメッセージ

基本情報

  • 今日の月齢|24.3
  • 月相の状態|下弦の月から2日目(欠けていく月)
  • 月の星座|牡牛座
  • 六曜|仏滅
  • 特別な暦日|一粒万倍日

今日の月の様子

下弦の月から2日目の今朝の月は、さらに細くなり、三日月のような形で東の空に現れます。左側がわずかに光る姿が明け方に見られますが、その光の部分は日に日に少なくなっています。観察できる時間はごく短く、空が明るくなるにつれて見えにくくなるため、早朝の静かなひとときが観察に適しています。明日以降はさらに細くなり、新月へと向かって姿を消していきます。

詳細メッセージ

月齢と星座の組み合わせについて

欠けていく月が牡牛座に位置する今日は、「安定」「実用性」「価値」がキーワードになります。牡牛座は地のエレメントに属し、現実的かつ継続的な視点をもたらす星座。下弦の月から2日目は、エネルギーがさらに内側へと向かい、新月へ向けた最終準備の時期です。

この組み合わせは、物質的なこと、金銭面、日々の習慣を見直し整えるのに最適です。自分にとって本当に価値のあるものを見極め、余分なものを削ぎ落とすことで、残すべき本質が浮かび上がってきます。特に「安全」や「快適さ」にまつわる過剰なこだわりを手放すタイミングとしても有効です。

牡牛座は「所有」と深く関わる星座ですが、この時期においては「何を持ち、何を手放すか」の選別がテーマになります。物質的な豊かさは、質を重んじ、真に価値あるものに囲まれることでこそ、満足感へとつながります。

また、牡牛座は自己肯定感や自己価値とも関連します。今、自分が大切にしている価値観について見直す時間を取ることで、心の深いところに眠る本音に触れられるかもしれません。

今日に合った過ごし方

今日は「一粒万倍日」。何かを始めると大きな実りをもたらす吉日とされますが、月のフェーズは「欠けていく」段階。新しいチャレンジというよりは、既に始まっていることの中で「選別」と「育成」に意識を向ける方が、自然のリズムに沿っています。

仕事や勉強では、使われていない資源や物品の整理、予算の見直し、作業環境の最適化など、身の回りの無駄を見直すことに適した一日です。効率よく、持続的に活かせるものに絞って整えることがポイントです。

六曜は「仏滅」。一見縁起の悪い日と思われがちですが、「不要なものを終わらせる」「空間を浄化する」にはむしろ最適なタイミングです。特に牡牛座のエネルギーは実用的な片付けや整頓と相性が良く、「要る・要らない」を見極める目を養ってくれます。

キッチンやストック食品、財布の中、通帳など、日常の資源が集まる場所を見直すのもおすすめです。「これは今の自分に本当に必要か?」「この先も大切にしたいと思えるか?」という視点を持って、本質的な豊かさに気づいていきましょう。

心と体のヒント

今日は五感を丁寧に使うことを意識してみてください。牡牛座は五感の星座。目に映るもの、耳に届く音、肌に触れる感触、口に含む味わい、香りの印象。ひとつひとつの感覚を味わいながら「今、ここ」に心をとどめる時間が、心の深い部分に安らぎをもたらしてくれます。

月が欠けていく今の時期は、「空けること」に価値があるフェーズです。空間や時間に余白があることで、新しいものが流れ込む余地が生まれます。満たすことよりも、空けることに意味を見出してみてください。

体の面では、のどや首のケアが鍵になります。軽いストレッチや首回りを温めるケア、深くゆったりとした呼吸もおすすめです。また、声を出すことで内側の気持ちを解放する時間も有効。独り言でも、歌でも、思いを声に乗せることで、心が整理されていく感覚が得られるかもしれません。

食事も、質の高い食材をじっくり味わうことを意識して。満腹を目指すのではなく、少し控えめで「満足感」にフォーカスした食事が、牡牛座の「質を重んじる」エネルギーと響き合います。

日本の文化と季節の関連

5月下旬、日本はまさに初夏の景色が色濃くなり始める頃です。「小満」を過ぎ、草木がぐんぐんと伸び、自然界には生命のエネルギーが満ちています。牡牛座の象徴する「豊かさ」「育み」とも響き合う季節です。

「青葉深し」という言葉通り、木々の葉は濃く、力強く茂り始め、田植えの風景もあちこちで見られるようになります。水田に張られた水に風が渡り、早苗がそよぐ姿は、静かな豊かさを感じさせてくれる日本ならではの風景です。

また、七十二候では「紅花栄(べにばなさかう)」。染料としても知られる紅花が咲き誇る時期。鮮やかな紅色は、牡牛座が象徴する「美」や「芸術性」ともつながりのあるテーマです。

今日の「一粒万倍日」には、華やかに何かを始めるよりも、日々の暮らしを丁寧に整えることに意識を向けて。牡牛座のもつ「質のある暮らし」や「実りを育む姿勢」を大切にしながら、心地よい日常の土台をつくっていきましょう。明日も引き続き一粒万倍日。今日の「選別」の延長線上に、豊かな未来の種が育っていきます。

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この記事を書いた人

マヤ暦シンクロ協会認定講師・占星術アドバイザー。
東京と信州の二拠点を行き来しながら活動中。マヤ暦を中心に、西洋占星術・宿曜占星術を組み合わせた鑑定を行う。
大学で心理学を専攻後、自分らしいキャリアを模索し、フリーランスを経てピラティススタジオを経営。「自分に似合う選択」を積み重ねることの大切さを実践で学んだことから、マヤ暦と占星術の知識を活かして自己肯定感を高めるセッションを目指している。

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