2025年5月17日(土) 今日の月からのメッセージ

基本情報

  • 今日の月齢|19.3
  • 月相の状態|満月から4日目(欠けていく月)
  • 月の星座|水瓶座→魚座
  • 六曜|大安
  • 特別な暦日|不成就日

今日の月の様子

満月から4日目の月は、右側が大きく欠けた「D」のような形に変わり、満月との違いが目に見えてわかるようになります。今夜も日没後に東の空へと昇り、夜通し観察可能。月面の約80%が照らされていて、欠けゆく部分の陰影が美しく浮かび上がります。

詳細メッセージ

今日の月は、水瓶座から魚座へと移動します。午前中は水瓶座の知性と革新のエネルギー、午後からは魚座の直感と共感の空気感が強まります。風のサインから水のサインへの移行は、思考から感覚へ、理論から共鳴へと、心の方向性にも緩やかな変化をもたらしてくれるはずです。

水瓶座の未来志向の視点や客観性は、午前中の情報収集や発想の整理にぴったり。一方、魚座のやわらかな感性が強まる午後からは、創造的なインスピレーションや感情の動きが深まりやすくなります。

満月から少しずつ欠けていくこの時期は、あらゆる物事を振り返り、整理し、手放していくタイミング。そこに魚座の「境界を溶かす」ようなエネルギーが重なることで、感情や思考がふっと緩み、自分の深層へと意識が向かいやすくなります。

「理性で理解する」から「感覚で感じ取る」へ──今日はそんな移行の日。日中は分析的に、夕方以降は直感的に、というように過ごし方を切り替えると、自然のリズムとも心地よく同調できるでしょう。

今日に合った過ごし方

週末の土曜日ということもあり、時間に余裕があるなら、魚座的な創造や癒しの時間を意識的に取り入れて。音楽に浸る、映画を観る、アートに触れる、あるいは何も決めずにぼんやり過ごす──そんな感性にゆだねる時間が、思いがけない発見や心の再生につながるかもしれません。

六曜では「大安」ですが、同時に「不成就日」にもあたるため、新たなスタートよりも、継続や内省を意識した一日がベター。すでに動き出していることに手を加えたり、過去のプロセスを見直したりする時間に充ててみてください。

心と体のヒント

心のエクササイズとしておすすめなのは、「アクティブイマジネーション」。静かな場所で目を閉じ、水辺や森の中にいるイメージを思い描いてみましょう。そこに現れる風景や象徴的な存在を通して、内なる声や直感的なメッセージを受け取る練習になります。

身体面では、魚座に対応する足元、特に足の甲や指、そして免疫系の調整が鍵となります。足湯や足裏マッサージは、全身の巡りを整えると同時に、精神的な安らぎももたらしてくれるでしょう。水分もしっかり補給して、体内の浄化も意識してみてください。

日本の文化と季節の関連

日本の季節は、初夏の入口へ。水の季節である梅雨を前に、湿度を含んだ風や、田んぼに水が張られる風景が、魚座の「水」と共鳴します。「蛙鳴く(かわずなく)」という季節表現のとおり、夜にはどこか懐かしいカエルの声が聞こえはじめる地域もあるでしょう。

この時期には、新茶や川魚、若葉の恵みといった季節の味覚も豊富に揃います。特に今日は、魚座の水のエネルギーとつながるような、魚介類や海藻などを食事に取り入れてみるのもおすすめです。

明日には月が魚座にしっかりと落ち着き、より感覚的で夢見がちなムードが高まりそうです。今日はその前段階として、思考と感情、現実と想像のバランスを優しく整える一日にしてみてください。

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この記事を書いた人

マヤ暦シンクロ協会認定講師・占星術アドバイザー。
東京と信州の二拠点を行き来しながら活動中。マヤ暦を中心に、西洋占星術・宿曜占星術を組み合わせた鑑定を行う。
大学で心理学を専攻後、自分らしいキャリアを模索し、フリーランスを経てピラティススタジオを経営。「自分に似合う選択」を積み重ねることの大切さを実践で学んだことから、マヤ暦と占星術の知識を活かして自己肯定感を高めるセッションを目指している。

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