
基本情報
- 今日の月齢|12.3
- 月相の状態|新月から12日目(満ちていく月)
- 月の星座|蠍座
- 六曜|仏滅
- 特別な暦日|一粒万倍日
今日の月の様子
新月から12日が経過し、月はまもなく満月を迎えようとしています。日没前から東の空に姿を現し、夜を通して明るく輝き続けます。約90%が光を帯び、ほぼ円形に近いこの時期は、月明かりだけで景色がうっすらと見渡せるほどの明るさ。望遠鏡がなくても模様がくっきりと見え、特に月の縁に並ぶクレーターの陰影が美しいタイミングです。
詳細メッセージ
月齢と星座の組み合わせについて
蠍座の深みと、満月前の高まりが重なる今日は、心の奥に潜む感情や、言葉にしにくい真実に光が当たりやすい日です。隠れていた気持ちがあらわになったり、何かを終わらせて新しく始める準備が整ったり。そんな“変容”のプロセスが静かに動き出します。
蠍座は「死と再生」「本質への探求」を象徴する星座。表面をなぞるのではなく、深く根を下ろすようにして、心や関係性の奥にある本当の声を拾い上げるのに向いています。
今日に合った過ごし方
一粒万倍日の今日は、「ほんの少しの行動が、大きな結果を生む」可能性を秘めた日。特に、長期的に育てていきたいテーマや、自分を深く掘り下げる学び、心の変化にまつわる行動が有効です。
週末ということもあり、静かな時間をつくって、日記や内省、瞑想などに取り組むのもおすすめ。頭で考えるよりも、感覚や直感を信じてみることで、大切なことが見えてくるかもしれません。
仏滅といえども、“内面を整える”には最適な日。何かを外に向かって打ち出すというよりは、今あるものをより深く育てる──そんな意識で行動すると、流れと調和しやすくなります。
心と体のヒント
感情が高まりやすい日は、アウトプットが鍵になります。ノートに気持ちを書き出す、音楽やアートで表現する、自分だけの安心できる場所で涙を流すなど、そのどれもが、心の浄化につながっていきます。
おすすめのワークは「書いて手放す」。今の気持ちや思考をとにかく紙に書き出し、目で見てから破る、燃やすなどしてリリースすることで、心の中のスペースが空き、満ちていく月のエネルギーを迎える準備が整います。
身体面では、排出器官とホルモンバランスに意識を向けて。緑の葉野菜や水分を意識して摂ることで、体内の巡りがスムーズに。深い呼吸法や骨盤周辺のストレッチで、内側からの整えをサポートしましょう。
日本の文化と季節の関連
5月中旬、日本では「小満」の直前。万物が成長し、緑が濃さを増す季節です。初夏の花々──ツツジやシャクヤクなどが咲き誇り、公園や庭園では華やかな彩りが目を楽しませてくれます。
食卓には、春野菜と夏野菜が混ざり合う端境期。そら豆や新じゃが、きゅうりやなすなど、今だからこそ味わえる食材を使って、季節の一皿を楽しんでみてください。
明日は月が蠍座から射手座へと移動し、一粒万倍日も継続。今日の静かな内観から、明日はもっと広がりのある行動へ。そんな流れを意識しながら、今日という1日を大切に過ごしてみてください。