2025年5月10日(土) 今日の月からのメッセージ

基本情報

  • 今日の月齢|12.3
  • 月相の状態|新月から12日目(満ちていく月)
  • 月の星座|蠍座
  • 六曜|仏滅
  • 特別な暦日|一粒万倍日

今日の月の様子

新月から12日が経過し、月はまもなく満月を迎えようとしています。日没前から東の空に姿を現し、夜を通して明るく輝き続けます。約90%が光を帯び、ほぼ円形に近いこの時期は、月明かりだけで景色がうっすらと見渡せるほどの明るさ。望遠鏡がなくても模様がくっきりと見え、特に月の縁に並ぶクレーターの陰影が美しいタイミングです。

詳細メッセージ

月齢と星座の組み合わせについて

蠍座の深みと、満月前の高まりが重なる今日は、心の奥に潜む感情や、言葉にしにくい真実に光が当たりやすい日です。隠れていた気持ちがあらわになったり、何かを終わらせて新しく始める準備が整ったり。そんな“変容”のプロセスが静かに動き出します。

蠍座は「死と再生」「本質への探求」を象徴する星座。表面をなぞるのではなく、深く根を下ろすようにして、心や関係性の奥にある本当の声を拾い上げるのに向いています。

今日に合った過ごし方

一粒万倍日の今日は、「ほんの少しの行動が、大きな結果を生む」可能性を秘めた日。特に、長期的に育てていきたいテーマや、自分を深く掘り下げる学び、心の変化にまつわる行動が有効です。

週末ということもあり、静かな時間をつくって、日記や内省、瞑想などに取り組むのもおすすめ。頭で考えるよりも、感覚や直感を信じてみることで、大切なことが見えてくるかもしれません。

仏滅といえども、“内面を整える”には最適な日。何かを外に向かって打ち出すというよりは、今あるものをより深く育てる──そんな意識で行動すると、流れと調和しやすくなります。

心と体のヒント

感情が高まりやすい日は、アウトプットが鍵になります。ノートに気持ちを書き出す、音楽やアートで表現する、自分だけの安心できる場所で涙を流すなど、そのどれもが、心の浄化につながっていきます。

おすすめのワークは「書いて手放す」。今の気持ちや思考をとにかく紙に書き出し、目で見てから破る、燃やすなどしてリリースすることで、心の中のスペースが空き、満ちていく月のエネルギーを迎える準備が整います。

身体面では、排出器官とホルモンバランスに意識を向けて。緑の葉野菜や水分を意識して摂ることで、体内の巡りがスムーズに。深い呼吸法や骨盤周辺のストレッチで、内側からの整えをサポートしましょう。

日本の文化と季節の関連

5月中旬、日本では「小満」の直前。万物が成長し、緑が濃さを増す季節です。初夏の花々──ツツジやシャクヤクなどが咲き誇り、公園や庭園では華やかな彩りが目を楽しませてくれます。

食卓には、春野菜と夏野菜が混ざり合う端境期。そら豆や新じゃが、きゅうりやなすなど、今だからこそ味わえる食材を使って、季節の一皿を楽しんでみてください。

明日は月が蠍座から射手座へと移動し、一粒万倍日も継続。今日の静かな内観から、明日はもっと広がりのある行動へ。そんな流れを意識しながら、今日という1日を大切に過ごしてみてください。

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この記事を書いた人

マヤ暦シンクロ協会認定講師・占星術アドバイザー。
東京と信州の二拠点を行き来しながら活動中。マヤ暦を中心に、西洋占星術・宿曜占星術を組み合わせた鑑定を行う。
大学で心理学を専攻後、自分らしいキャリアを模索し、フリーランスを経てピラティススタジオを経営。「自分に似合う選択」を積み重ねることの大切さを実践で学んだことから、マヤ暦と占星術の知識を活かして自己肯定感を高めるセッションを目指している。

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